85歳の加山雄三さんが年内でコンサート活動を終了するという話題、はたまた80歳を迎えたポール・マッカートニーがグランストンベリーのライブで元気にプレイしたという話題など、最近高齢のアーティストにまつわるニュースが立て続けに入ってきています。
そこにもうひとつ加わったのが、吉田拓郎さんの芸能活動引退のニュースでした。
え～っというのが正直な思いです。
拓郎さんは今76歳。
確かに近年は病気をされたりして、いろいろ大変なことが続いていたようですが、音楽活動はまだ続けていかれるものと思っていました。
しかし、拓郎さんはブログなどで、6月29日発売のアルバム「ah-面白かった」を最後に、第一線を退く意向をすでに示していたそうです。
そして24日に発表されたのが、7月21日に放送予定のフジテレビ特番「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」を最後にテレビ出演からは退く、というニュースでした。
これ以降はコンサートも行わず、レギュラーで出演しているラジオ番組も年内で終了とのこと。
本当に芸能活動一切から身を引くのですね。
個人的には「結婚しようよ」のような「陽」のイメージの曲よりも、「人生を語らず」のような「硬派」なイメージが強い方でした。
「和製ボブ・ディラン」と称されたこともある、あの時代の拓郎さんを懐かしく思い出します。
自らの去り際をこのような形に決めた拓郎さんは、「とても素敵な有終の美を飾れそうで、とても幸せ」とコメントされました。
この先の人生は、のんびりゆったり、自分の気の向くままに送ってくださいね。