「カンフー」を一躍世界的に有名にした立役者は?
多分その分野で近年最も親しまれてきたのはジャッキー・チェンではないかと思います。
笑顔がキュートで、どことなくユーモラスでありながら、スタントを使わず、生命の危険を冒しながらさまざまなシーンに挑んできた素晴らしい俳優さんです。
あのジャッキーももうじき70歳に手がとどく年齢になりました。
最近はさすがに以前のようなアクションをすることは無くなりましたが、では彼が登場する以前の香港映画でカンフーを極めたスターといえば・・・そうそれはブルース・リーです。
日本でも大ヒットした映画「燃えよドラゴン」(龍争虎闘)が1973年に公開された時は、当時周囲の男子たちがこぞって彼の真似をしていたのを思い出します。
でも、日本で映画が公開されたとき、すでに主人公を演じたブルース・リーは亡くなっていたんですよね。
そしてこの映画には、エキストラとして若かりし頃のジャッキーも参加していたと知ったのは、ずいぶん後になってからでした。
ブルース・リーは32歳という若さで亡くなったことや、その息子であるブランドンも映画撮影中に事故死、という悲劇があったことなどから、半ば伝説の人のように語られることの多い、特別な存在です。
彼は俳優という枠にとどまらず、截拳道(ジークンドー)という武術の生みの親であり、かつ哲学者であり、指導者でもある、という実に多才な人物でもありました。
セイコーウォッチでは、同社が掲げるキーワード「Show Your Style」(多様な感性や価値観が飛び交う現代を象徴する5つのスタイル)を体現する人物として、この度ブランドの誕生から55周年を記念した数量限定モデルに、リーとコラボした製品を発売すると発表しました。
リー自身、生前5スポーツの腕時計を愛用していたそうです。
10月7日に発売予定の限定モデルは、ダイヤルにはブルース・リーが生前に描いたドラゴンをデザインし、ベゼル表示板には截拳道の精神を表した言葉がエッチングで施されているそう。
オールブラックのケースとレザーストラップはブルース・リーが主演映画の中でよく着用した功夫着(カンフー着)をイメージしたカラーリングで、ストラップの裏にはドラゴンがデザインされています。
裏ぶたには限定モデルの証である「LIMITED EDITION」の文字とシリアルナンバー、截拳道のシンボルマークがデザインされているそうです。
ストラップはカーフ、付け替え用のストラップはナイロン製で、ガラスはハードレックス。
防水性能は日常生活用強化防水(10気圧)、大きさは、外径が42.5mm、厚さは13.4mmです。
なお限定数は15,000本、うち国内は500本向けで、価格は63800円となっています。
気になった方は、「ブルース・リーコラボレーション限定モデル」で詳細をご確認ください。