今朝目を疑うようなニュースがウェブに上がっていて、眠気が吹っ飛びました。
声優のTARAKOさんが亡くなったというニュースでした。
TARAKOさんといえば、アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役で知られる声優さんです。
つい先日まで元気にお仕事をされており、今月22日に公開予定のアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演されていたとのこと。
なぜ亡くなったのかについてなど、詳細は現時点ではわかりません。
が、63歳という年齢はいくら何でも若過ぎます。
昨日には、世界的に有名な漫画家・鳥山明氏が68歳で亡くなっていた(今月1日に)ニュースが流れ、これにも仰天したのですが、間をおかずに流れたこの訃報には、「もう勘弁してください・・・」と何かに祈るような気持ちになってしまいました。
私は鳥山さん、TARAKOさんと同世代であり、一昔前と比べて60代はまだ全然現役バリバリな人が多くなったと感じています。
でも、現実には私の周りでもちらほらと鬼籍に入る同世代の人の話が耳に入ってきて、そのたびにはっとします。
人生は有限、今こうしてあることに感謝をし、一度しかない人生を大切にしなければ。
そう実感することが本当に多くなりました。
TARAKOさんもまだこれからやりたいお仕事や、会いたい人がたくさんあったと思います。
でも生前彼女はこんなふうに語っていたそうです。
「死は怖くない。天国に行けば、両親や、愛犬、愛猫に会える。天使になった友人たちにも会える」と。
そしてご自身の葬儀に関しても、「喪服は着ないで。普段会う時のような服で」と要望し、自分が書いた演劇の脚本を追悼上演してほしいともおっしゃっていたそうです。
今頃天国で、亡くなったご両親や愛犬、愛猫、先に天に昇ったお友達と再開し、TARAKOさんは何をおしゃべりされているのでしょうか。
今はそのご冥福を祈るばかりです。