ここ数年間の夏の暑さは、とにかく異常です。
それまでも毎年「昭和にこんな暑い日はなかった」とか「地球温暖化の影響だ」とか言われていましたが、4~5年前あたりから、「暑さ」の質が変わったように思います。
四季があることが日本らしさでもあったのに、近年は季節が夏と秋だけになってしまったかのような、極端な気温の出方に。
まるで亜熱帯気候になったようなこの暑さの下で、これまでおこなれてきた夏の音楽フェスをこの先どうするのか、考える時期に来ているような気がします。
そして、そんな問題意識を私に与えたのは、今朝知ったサザンオールスターズの「最後の夏フェス出演」というニュースでした。
これは、今日サザンが発表した3つの「お知らせ」の中の1つ。
他の2つは、「9年振り16枚目となるオリジナル・アルバム 今冬リリース!!」と「本日6月25日(火)より 新曲『恋のブギウギナイト』(フジテレビ系ドラマ「新宿野戦病院」主題歌)配信スタート!!」という、嬉しいニュース。
3つ目が「最後の夏フェス出演へ!ROCK IN JAPAN FESTEIVAL 2024 in HITACHINAKA」でした。
これについて、桑田佳祐さんが次のようにコメントしています。
「今回の出演をもって、サザンオールスターズ、“最後の夏フェス出演”とさせていただければと思っております。我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ(笑)一旦、サザンは今回で卒業させていただき、後進の素晴らしいミュージシャンたちに日本の夏フェスの未来は託したいと思います」
ちなみに、私は桑田さんをはじめとするサザンのメンバーとはほぼ同年齢。
なので、桑田さんが「令和の夏は暑すぎるよ」と嘆く気持ちは本当によくわかります。
季節の感覚が以前とは変わってきているので、これからは夏ではなく「秋フェス」にスライドさせていくという方向もあるのでは?
そんな意見をネット上で多数見かけます。
今回サザンはROCK IN JAPAN FESTEIVAL 2024 in HITACHINAKA」で大トリを務めることになっているそうです。
最後の勇姿を見たい!というファンと一緒にきっと最高のステージが繰り広げられることと思います。