SDG’sというワードもすっかり社会に定着してきたここ数年で、各企業もいろいろと努力をしています。
今日紹介するのは、環境負荷をできるだけ抑えつつ、持続可能なエネルギー社会の実現を目指す取り組みとして、コイン型電池CR2032に置き換わる業界初の「エナジーハーベスティングモジュール」を開発した「SMK」の新商品です。
「エナジーハーベスティングモジュール」とは、普段使われずにいる光・熱・振動など、わずかな環境エネルギーを集めて活用する技術のこと。
そしてこの技術を使って「SMK」がこのたび発表したのは、リモコンなどの電池交換を不要にする「自立給電型コインバッテリーモジュール」です。
これは、コイン型電池CR2032を代替し、CR2032と同じサイズにバッテリーとBluetooth Low Energy5.3による低消費電力通信機能等を内蔵することで、リモコンやセンサー等の電池交換を不要にする、業界初のエナジーハーベスティング(環境発電)な部品（モジュール）。
現行の製品デザインを踏襲しながら製品開発が可能となっており、電池、PVセル、通信回路、各種センサーを一体化し、コイン型電池のサイズに収めています。
同商品は太陽光発電での充電のほか、外部アンテナによるワイヤレス電力伝送(WPT)にも対応しており、太陽光発電が困難な場所でも利用可能。
モジュールサイズは直径20mm、厚さ3.2mm、電池容量は4mAhです。
使用用途は、リモコン、loTトラッカー、PC周辺機器、自転車アクセサリーなど。
興味を持たれた方は、「SMK」のニュースリリースサイトをご覧ください。