「マトリックス」と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのは、主人公を演じるキアヌ・リーヴスが、思いっきり体を後ろにそらせて弾丸を避けるあのシーンです。
というか、私はこれまで「マトリックス」シリーズをそんなに真面目に見たことがなく、なんとなく知っている、ぐらいの知識しか持ち合わせておりません。
そんな私ですが、コロナで世界中が先行き不透明な中にあって、「今見ている世界は現実なのか、それとも仮想現実なのか」をテーマにした本作は、今見るとかなり重いメッセージ性を含んでいるように思うのです。
その「マトリックス」の最新シリーズが今年12月に公開されることがわかりました。
最新作のタイトルは「マトリックス レザレクションズ」。
「レザレクションズ」には英語で「復活」の意味があり、今作は2003年に公開された「マトリックス ザ・レボリューションズ」に続く第4作目となりますが、内容は前作ではなく、第1作目の続編となっているそうです。
キャストは、ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが、それぞれ同じ役を演じることが決定。
主役のキアヌは、年齢を重ねて一層その魅力に磨きがかかり、演技者としても脂が乗っているところなので、最新作でどのようにネオを表現しているか、とても興味を惹かれます。
そして現在公式サイトでは世界初の試みとなる「インタラクティブ・トレイラー」が表示中。
これは画面上に表示される「赤いカプセル」or「青いカプセル」のいずれかをクリックすると、そのユーザーがアクセスした国や地域の時間帯に合わせて、リアルタイムに時間とナレーションがカスタマイズされるという機能です。
実際にクリックすると、「あなたは午前○時⚪︎分だと思っているかもしれないが」というナレーションが流れ、画面にリアルタイムな時間が表示されると、緑のカタカナが上から降り注ぐおなじみのマトリックス・コードが現れ、映画のシーン映像と合わせて自分だけにカスタマイズされた「マトリックス レザレクションズ」の世界が体感できる・・・という流れになっています。
そして、明日日本時間では午後10時に、全世界で一斉に予告編が公開されるそうです。
すべての「マトリックス」ファン、洋画ファンにぜひ見ていただきたい!