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中世ヨーロッパ・十字軍騎士の剣 ?イスラエル沿岸で発見

高校時代、私は世界史が好きでした。

当時「ベルサイユのばら」が人気だったこともあり、作品の舞台になっていたフランス革命前後のあたりは特に念入りに学習したことを思い出します。

その一方で、ヨーロッパ中世については「魔女狩り」「疫病」「暗黒時代」などというとにかくネガティブなイメージしかなくて、ほとんど関心を持たず必要なことだけ覚えて後はスルーしていたような記憶がありました。

そんな中世期、ヨーロッパからイスラム教圏に向け、聖地エルサレム奪回のために遠征を繰り返したのが「十字軍」です。

中世時代が好きではなかった私も、さすがに十字軍だけは知っていました。

十字軍が初めて遠征をおこなったのは、1096年から1099年と言われています。

そしてこの時の遠征により、シリアからパレスチナにかけての地中海東岸には、エルサレム王国を筆頭とするいくつかの十字軍国家が作られることになりました。

実際のところ、十字軍には宗教的情熱・高邁な精神という側面だけでなく、俗物的で暴力的な面もあり、一口では語りきれない複雑な様相を呈していたらしく、そのあたりは今でもいろいろな見方があるようです。

さて、21世紀の今から見ればおよそ「まるで映画かゲームの中のストーリー」にしか思えない「十字軍」がぐっと身近に思えるようなニュースが飛び込んできました。

それは、10月18日、イスラエル北部沿岸の海底で、今から約900年前の十字軍騎士が使っていたと思われる剣が見つかったという発表です。

1人のスキューバダイバーがイスラエル北部沖の海底で発見したというこの剣は、剣の刃渡りは約91㎝、柄(つか)の長さは30㎝に上り、画像で見たその実物はまだ洗浄・修復前で、周りにはびっしりと貝などの海洋生物がこびりついていました。

しかし、いかにも中世の騎士が敵に向かって振りかざす光景が目に浮かぶような、完璧な形を保っていました。

剣はおそらく鉄製で、これほど完璧な保存状態での発見は稀なことだそうです。

考古学的にもおそらくこれは大ニュースではないでしょうか。

歴史が好きな人たちの心もときめかせてくれそうな、大発見です。

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