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ショパン国際ピアノコンクール 半田恭平氏が2位入賞

ショパンといえば「ピアノの詩人」として有名ですね。

ショパンにまつわる自分の思いでといえば、高校時代とてもピアノが上手な友人がいて、音楽室にいたある日「何でも好きな曲言って。弾いてあげるから」と言われたので、「じゃあ、ショパンの『幻想即興曲』」と答えたら、その場で譜面もなしで、格調高く作品を弾きこなした・・・というのがありました。

その友人はその後ピアノの先生になったと聞いています。

そんな風に、クラシックピアノを学ぶものならば、おそらくショパンは避けて通れない存在ではないかと思います。

ショパンの名前を戴いた著名なピアノコンクールも古くから行われていて、その「ショパン国際ピアノコンクール」は、世界中の若手ピアニストの登竜門として知られる、世界最古の国際的ピアノコンクール。

日本人ピアニストでは、1970年2位に入賞した内田光子氏がこれまで最高位でしたが、さきごろ行われた第18回目のコンクールにおいて、 半田恭平氏が日本人としては半世紀ぶりの2位受賞者となりました。

受賞後半田氏は、「プログラムを6年考え、すべてが実った瞬間です。人の夢がかなう瞬間は人それぞれだと思いますが、僕の場合は12歳から憧れてきたこのファイナルのステージで40分間夢がかない続け、最高の瞬間だったなと本選を終えて思いました。」と、その喜びを語りました。

12歳の頃からずっと憧れてきた「夢」が叶った瞬間。

そこに行き着くまでには、人にはわからない様々な苦悩や葛藤があったことでしょう。

コンクール当日に、コンディションを最高の状態に持っていくのも大変なことだったと思います。

また、同コンクールで4位となった小林愛美氏は半田氏の幼馴染だそうで、「昔から家族ぐるみでつきあっていました。今回『一緒にファイナルに行こうね』と口約束をしていて、ファイナルに行った時点で僕は感無量でした。」と語っています。

現在「最もチケットの取りにくいアーティスト」のひとりと言われる半田氏。

今回の受賞で、より一層チケットは取りにくくなりそうですが、ファンの方達はきっと嬉しさの方が勝るでしょうね。

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