「ミロ」といえば、あのグリーンのパッケージがすぐに思い出されます。
私が子供だった頃にはすでにあった「ミロ」を、私はてっきり日本生まれの飲料だと思っていました。
ですが、実はミロは1930年代にオーストラリアで生まれた、すでに1世紀近い歴史を持つ飲み物だったんですね。
もともとは、世界恐慌の影響で栄養不足に陥った子供達のために考案された、栄養分を多く含む飲み物でした。
年月を経てそれは世界中に広がり、いまでは誰もが知っている有名な飲み物となっています。
日本での発売は1973年からと、私が思っていたよりはけっこう最近のことでした。
そしてこのたび、ミロに新たな商品が加わることに。
商品名は「ネスレ ミロ オトナの甘さ」(200g/価格410円)で、特長は「ミロならではのおいしさは従来のままに、使用する砂糖の一部を食物繊維に置き換え、ミロの栄養素と食物繊維の相性の良さと、『甘さひかえめ』であること」です。
この商品開発の背景には、コロナ禍による私たち大人の健康意識の高まりがありました。
そういえば、一時期ミロが品薄になったことがありましたけれど、あれはミロに含まれる鉄分が貧血に効果がある!という情報が広まり、主に貧血に悩む女性の間で評判になったことで起きた現象でした。
現在そういった状況は解消されたようなので、ミロファンはほっと胸をなでおろしているのではないでしょうか。
10月18日に発売が始まった「ネスレ ミロ オトナの甘さ」は、「健康のために毎日ミロを飲みたいけれど、甘さと砂糖が気になる」という大人世代からの声を受けて、ネスレ日本が試行錯誤を繰り返した末にようやく商品化までこぎつけた商品。
もちろん大人だけでなく、お子様にも安心して飲んでもらえる新しいミロが生まれました。
なお、ネスレ日本は10月25日から都内2か所(有楽町・渋谷)に「ミロ」専用のキッチンカーを出し、「ネスレ ミロ オトナの甘さ」のおいしさを伝えるイベント「ミロ 鉄分お助け隊」を開催中です。
ミロのキッチンカーは、10月30日~31日は「渋谷ヒカリエ 1階 イベントスクエア」に、そして11月1日~3日は「東京交通会館 1階 サンプリングエリア」に配置されるそうなので、興味を持たれた方はぜひお立ち寄りくださいね。