キングジムは、「テプラ」などで有名なオフィス・家庭用文房具のメーカーです。
創業は1927年といいますから、すでに1世紀あまりの歴史を持つ老舗ですね。
「テプラ」は1988年に同社から発売された文房具で、我が家では夫が以前から愛用していて、いまも現役で仕事をしてくれています(笑)。
さて、その「キングジム」の製品中でも、「キングファイル」はおそらくどんなオフィスにも必ずあるだろうと思われる、超スタンダードなファイルだと思います。
しっかりした表紙と綴じ具、すっきりした見た目、使い方にあわせて選べる豊富な商品バリエーションなど、日本の「ファイルオブファイル」と言っても過言ではないですよね。
そんな製品を作り出してきた「キングジム」がこのたび、ミニチュアサイズの文房具「キングミニシリーズ」を立ち上げました。
6月10日に発売が予定されているのは、「キングファイルクリップ」「キングファイルふせん」「ミニ保存ボックス」の3製品です。
3製品とも、「キングファイル」などのキングジム製品をミニチュアサイズにしたもので、オリジナルをそのまま小さくした見た目がまずとてもキュート!
もちろんただ可愛いだけでなく、本製品はクリップや付箋としての実用性もしっかり備えています。
まず「キングファイルクリップ」は、ロングセラー製品キングファイルの形をしたミニクリップ。
つまみ部分を引き出してから挟むスライドクリップ形状を採用しており、枚数の多い書類も力を入れずに綴じることができるとのことです。
キングファイル同様、背表紙に4色のスクエアパターンが施されており、書類の分類に活用できます。
約60枚の書類が綴じられるMサイズと、約90枚の書類が綴じられるLサイズがあり、それぞれのサイズは、Mが1×2×1.6㎝、Lが1.5×2.5×2㎝。
両サイズとも赤・黄・緑・青のスクエアパターンが1色ずつ入った4個セットで、価格はMが550円、Lが748円です。
キングファイルふせんは、キングファイルをモチーフとした付箋で、小さなキングファイルの中に収納されています。
背見出しタイプとインデックスタイプの2タイプがあり、背見出しタイプには、キングファイルの背見出し紙と同じスクエアパターンがデザインされています。
インデックスタイプは、キングファイルのインデックスがイメージされていて、緑・黃・白・橙・青の5色のふせんを選んで使えるそうです。
サイズと入り数は、背見出しタイプが0.8×6×4.3㎝/160枚(40枚×4色)、インデックスタイプが0.8×6×4.3㎝/75枚(15枚×5色)で、価格はともに550円です。
そしてミニ保存ボックスは、キングファイルをそのまま収納できる「保存ボックス」をイメージした小さな収納ボックスで、名刺がぴったり入るサイズ。
名刺の他にも小物整理への利用も想定されていて、組み立て式なので、使わない時はフラットに畳んでおくこともできるそうです。
カラーは茶色と白の2色で、サイズは7.3×6.3×9.7㎝、価格は396円です。
何とも可愛らしいこの「キングミニシリーズ」、気になった方は「キングジム」のニュースリリースで詳細をご確認くださいね。