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「昭和レトロ」な花柄が懐かしい タイガーの真空断熱ボトル

昨年あたりからよく耳にするようになった「昭和レトロ」というワード。

今はそこからさらに「前進」して、平成時代に大流行したファッションを真似る若い女性が増え、「平成レトロ」というワードも聞かれるようになってきました。

そのどちらの時代もリアタイで経験してるんですけど何か?

自分が過ごしてきた時代が、こうしてすでに「歴史」として語られるようになった事実に、何やら不思議な思いを抱いてしまいます。

さてこんな「レトロ」ブームを背景に、「タイガー魔法瓶」がレトロな花柄を採用した「真空断熱ボトル MMZ-F035」(5500円)を、10月上旬に公式サイトで数量限定で発売するそうです。

これは同社の創業100周年を記念したもので、過去に発売した製品に描かれていた花柄デザインを復刻。

容量350mlの真空断熱ボトルに採用し、柄はポピーとイングリッシュガーデンの2種類が用意されました。

ポピーは1975年発売の「タイガー電子ジャー 炊きたて JHS型」などに描かれていたもので、関留辰雄さんのデザイン。

当時は炊飯器からポットまで幅広く採用されていましたが、すでに原画がなかったため、当時の電子ジャーの柄を3Dスキャナーで読み取り、データを作成したといいます。

真紅で大ぶりなポピーの絵は、インパクト大で人目を引きますね。

もう一つのイングリッシュガーデンは、片山葉子さんが平成初期に描いた未発表の原画を製品化したもので、昭和から平成に至る過程で花柄の傾向も変化し、はっきりとした大きめの花弁を色鮮やかに表現する手法から、小花を花束のようにまとめ、柔らかい色合いで仕上げる風合いへと変化しているそうです。

同時代に描かれたコンサートフラワー柄は、1987年発売のポット「ニューエアーポット とら~ず PNG型」に採用されていました。

なお、先月末に発売されたポピー柄のお弁当箱が付録の「タイガー魔法瓶100th ANNIVERSARY 懐かしの花柄お弁当箱BOOK」(宝島社)を購入すると、真空断熱ボトルとお揃いの柄なのでセット使いができます。

「真空断熱ボトル MMZ-F035」の本体サイズは、約6.6×6.6×16.4cm(幅×奥行き×高さ)で重量は約170g、保温効力は69℃以上/86℃以上(6時間/1時間)、保冷効力は8℃以下(6時間)。

気になった方は、タイガー魔法瓶」の公式サイトで詳細をご覧くださいね。

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