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カラオケボックスにミシン?異色の組み合わせが今SNSで話題

コロナで営業的に苦戦した施設のひとつにカラオケボックスがあります。

声を発することがそのままウイルス拡散につながる、というのがコロナウイルスの厄介なところ。

なので、大声で歌を歌う場所であるカラオケボックスからお客さんが減ってしまったのは、致し方のないことだったとは思います。

しかしそういう状況をただ指をくわえて見ていても事態は改善しない。

カラオケ業界では、この期間中に様々な新しい取り組みをしてきました。

たとえば、本来カラオケを歌うために作られた個室を、ビジネスマン向けの「リモートワーク部屋」として活用してもらうようにしたり、自宅では周囲が気になってなかなか大きな音を出しづらい楽器演奏が、心ゆくまで大音量で行えるプランがあったり、ライブビューイングを家庭では難しい大きなスクリーンで見れるプランがあったりと、本当に様々な工夫がされています。

そんな新しい取り組みのひとつとして、最近話題を呼んでいるのが「カラオケボックスでミシン」というプランです。

最初この記事を見たときには「ん?これどういうこと?」と思いました。

が、実際にこのプランを使った人の感想を見たら「な~るほど」と納得。

要は個室に置かれたミシンが、「室料プラス1000円で、1回払えば貸し出しミシンが時間まで使い放題になる」というプランなのですが、これが「ミシンは使いたいけれど、買うほどでもない」とか「子供の入園・入学準備で手作りの小物を作りたいけど、ミシンがない」あるいは、「コスプレ衣装を作りたいけど、布を広げる広い場所がけっこう必要」などといった人たちから大きな反響を呼んだのだそうです。

私自身は2年前にミシンを購入し、今やミシンがない生活は考えられないので、もし今も手元にミシンがなかったら多分こういうプランを利用するでしょうね。

現在はJOYSOUNDの池袋西口公園前店のみで期間限定で実施中ですが、反響の大きさから当初終了予定だった5月24日からさらに3ヶ月の延長が決定。

さらに、将来的には都内の他店舗でのサービス提供や実施エリアの拡大も検討中だそうです。

手芸に目覚めるきっかけももしかしたら与えてくれそうなこの試み、先行きがとても楽しみです。

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