これがフランスパンと異なるのは、水の代わりに牛乳を、さらにバターと卵を多めに使って作られていて、口当たりが軽い点です。
ふわふわとした食感とリッチな風味、ほんのりとした甘みは食べる人を幸せな気分にしてくれそう。
ころんとしただるまのような形に成形されることが一般的なこのパンですが、フランス発のブリオッシュがなぜかイタリアで「マリトッツォ」となり、今や
ローマの名物になっています。
そして、日本ではまだそれほどよく知られてはいない「マリトッツォ」、テイクアウトできる新たなスイーツとして、現在じわじわと人気が出始めているようで、様々なメディアで見かけるようにもなってきました。
国内で「マリトッツォ」を販売しているショップはまだ限られています。
でも例えば、表参道のベーカリーカフェ「パンとエスプレッソ」では、マリトッツォ6個セットを税込価格2800円で販売しており、注文を受けると商品を冷凍で発送してくれます。(※緊急事態宣言解除までの限定販売/冷凍で発送)
また、渋谷・立川・横浜に店舗を構える「生クリーム専門店ミルク」では、生クリームの中につぶつぶのレモンが入ったさわやか風味のマリトッツォを各店舗で販売中です。(税込価格450円)
そのほか、「カルディ」では冷凍の状態で1個税込270円のリーズナブル価格で、さらに山崎パンからも「ヤマザキ マリトッツォ(オレンジピール入り)」が発売になり、5月8日からスーパー「サミット」で販売中(税込価格170円)です。
このように、少しづついろんなところで販売も始まったマリトッツォ、気になった方はぜひ一度お試しください。