号外が出るほどの「奇跡」が再び起きました。
いや、2度もこんな短期間に起きることは、もはや「奇跡」とは呼ばなくていいのかもしれません。
カタールW杯、今朝(日本時間で)行われた日本対スペインの試合で大方の下馬評を覆し、日本が2-1で勝利したのです。
しかもこれは、ドイツの時同様、後半戦に入ってからの逆転勝利でした。
2戦目のコスタリカ戦では敗北を喫していた後の試合だったこともあり、「いやいや、流石に奇跡は2度もないでしょう」と思っていた私。
それが蓋を開けてみると、前半戦こそスペインに先制点を入れられ、ひたすら我慢の展開だったものの、後半投入された堂安律選手がまず目の覚めるような素晴らしいシュートで同点をきめ、さらにラインギリギリのボールをすくった三笘選手のパスを田中碧選手がゴールに押し込んでの逆転!
三笘選手が拾ったラインギリギリのボールは、VARでの判定が導入されるほど際どい位置だったのですが、人による判定ならばおそらく認められなかっただろう、とほとんどの解説者が言うくらいのものだったようで、今回日本チームにとってVARは強い味方になってくれたようです。
我が家では、夫と私が後半に入ってから画面越しの観戦をしました。
堂安選手のすごいシュートが決まった時は思わず「いよっし!」とガッツポーズ。
そして7分間のアディショナルタイムの間中は、両手を握りしめて「お願い、早く終わって、このまま終わって!」と試合終了のホイッスルを待ちました。
ああいう時の7分間って、本当に長いものですね。
でもとにかく、日本が勝ってくれて本当によかった。
次は、やはり強豪のクロアチアです。
決して楽な試合にはならないでしょうが、どうか日本チームの持ち味である粘り強さと「決して諦めない」姿勢で、この先も頑張ってほしいと心から願っています。
がんばれ、ニッポン!