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「#ワークマン女子」 順次改装して「Workman Colors」へ

「ワークマン女子ってさぁ、俺ひとりで行くの恥ずかしいんだよなぁ」

これはある日息子が言った一言でした。

「恥ずかしい?なんで?だってワークマン女子っていうけど、男ものもちゃんと扱ってるんだよ。」と答えた私に、息子は「#ワークマン女子」に欲しいアイテムがあるのだけれども、あそこは女性が行く店のように思えて、どうも一人では入りづらいのだ、と言います。

一緒に行ってくれるガールフレンドはいないのか~、と若干がっかりしながら(笑)、仕方がないので私が一緒にショップまで行き、息子は無事欲しかったアイテムを買うことができました。

そんなことがつい先日あったばかりのワークマンが、この先「#ワークマン女子」の名称を終了し、順次「Workman Colors」へと改名していくことを発表。

2月20日から6月中旬までに、Workman Colors新店舗を25店オープンするそうです。

「#ワークマン女子」は、作業服、作業用品を扱わない一般客向け店舗として2020年に始動し、これまでワークマンを訪れることのなかった女性や子供が気軽に立ち寄れ、リーズナブルな価格で各アイテムが買えるブランドとして、人気になりました。

ところが冒頭で紹介した、私の息子のように店名に「女子」とついているために、男性もののアイテムは扱われていないのか、と思ったり、男性ものは「ちょっと派手すぎて・・・」と敬遠するような傾向が見られたとのこと。

そこで、派手なアウトドアウェアは「Workman Colors」では半減させるとし、男性物の一部のアウトドアウェアは、「ワークマン/WORKMANPlus」既存店の専売製品にしていくそうです。

2023年に「#ワークマン女子」から、「Workman Colors」へと改名した銀座店では、店名を変えたことで男性客が10%増加したとのこと。

また、「人口が少ない地方ほどさまざまな層を取り込む必要がある」とし、「今後はトレンド性を強化して女性客をさらに増やしつつ、元々の強みである男性客の取り組みも図っていく」というのがワークマンの方針のようです。

このコンセプトに沿って、まずは、2月20日に新店として奈良県に「Workman Colors 」桜井店をオープン。

そして既存店の「#ワークマン女子浜松市野」、同「コスパ新下関」、同「くりえいと宗像」の3店を、「Colors店」に改装して4店を同時オープンします。

営業中の女子店は順次Colors店に改装され、「Workman Colors店」の新店は毎年40店舗を出店、7年半後の2032年中には400店舗体制にする予定とのことです。

興味を持たれた方は、「ワークマン」のニュースリリースサイトで詳細をご確認ください。

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