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ローソン「マチの本屋さん」 近畿初の店舗が神戸にオープン

一昔前、暇な時間ができると近くの本屋さんに立ち寄るのが楽しみでした。

本屋さんには「いろんな人生」「いろんなワクワク」が店いっぱいに詰まっていて、そこにいるだけで気分も変わるし、あっという間に時間が経っていく。

当時都内住まいだった私がよく行っていた書店は、書店員さんたちの感性や好みでチョイスされた個性的な品揃が有名なお店でした。

他ではあまり見かけないような本もあったりして、行くだけで何かしら面白い作品が見つかって、本当に懐かしいです。

その書店も数年前に閉店してしまいました。

今、全国で本屋さんが激減しています。

我が家のそばにも、本屋さんといえばショッピングセンターの中に入ったチェーン型の店舗しかありません。

時代はすでに「紙の本から電子書籍へ」なのかもしれませんし、そもそも本を読む人の割合が減っているという指摘もあります。

それでも、一部には私も含めて根強い「紙の本が好き」という層が間違いなく存在しているわけで、そういった声を掬い上げてくれたのが「ローソン」でした。

ローソンでは、以前から地域の書店とコラボレーションした書店併設型店舗を、埼玉県・神奈川県・広島県で 21 店舗展開してきました。

その中で起きた「コロナ禍」での在宅時間の増加や、地域の書店の減少などで、近くで本を求めるニーズが強くなったことをうけ、2021年6月に日本出版販売と連携して立ち上げたのが、「LAWSON マチの本屋さん」です。

最初の店舗は「ローソン狭山南入曽店」で、それから約1年半の時を経て近畿エリアでは初めてのマチの本屋さん」としてリニューアルオープンとなるのが、兵庫県神戸市の「ローソン神戸ジェームス山店」です。

1月27日にリニューアルオープンする同店では、おにぎり・弁当・ベーカリー・デザート・飲料などに加え、約3,000タイトルの本・雑誌を取り扱うそうです。

なお、ローソンの書店併設型店舗としては、これが26店舗目となります。

書店がどんどん無くなっていく中で、このような試みは私のような「紙の本」が好きな人にとっては大変ありがたいこと。

コンビニならではの特性を活かしたサービスに、これからも期待します。

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