若い頃は「モニカ」の大ヒットで知られ、最近では味のある俳優として知られる吉川晃司さん。
その吉川さんが2月16日に「「冠動脈ステント留置術」という手術を受けていたことがわかりました。
手術は無事成功し、現在吉川さんは元気に過ごしていらっしゃるそうですが、吉川さんといえば、若い頃は水球選手であったこと、日頃から鍛錬を欠かさない(毎日10㎞のランニング、2~3㎞を泳ぐなど)ことなどで、とにかく「人並外れた体力の持ち主」とは誰もが認めているところ。
そんな吉川さん、3年ほど前から胸の痛みなどの自覚症状があり、何度か検査を受けたそうですが、異常はみつからなかったのだそうです。
実はその並外れた体力と心肺機能のせいで、実際は心臓機能の30%が落ちているのにもかかわらず、検査結果には「並外れて良い数値」が出てしまっていたんだそうですよ!
そんなことって現実にあるんですね。
吉川さんは昨年末に人間ドックを受け、より詳しい検査を受けた結果、心臓表面の冠動脈が狭くなる狭窄が見つかり、心臓の30%がうまく機能していないことが判明。
以前心臓外科医を演じた作品「チーム・バチスタの栄光」で、直接演技指導を受けた医師に今回手術を受けたそうです。
吉川さんは「デイリースポーツ」の取材に対し、「いつ倒れてもおかしくない状況下で、幸い未然に適切な処置を施すことができた人との出会い、強運に感謝したい。」と語っておられました。
まだまだ吉川さんが出演する作品をたくさん見たいので、これからもぜひ元気でいてほしいです。
なお、吉川さんは3月にアクション映画の撮影のため本格復帰、5月3日からはコンサートツアー振替公演も控えており、近日中に体力作りを再開するということです。