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葛西臨海水族園 2028年にリニューアルオープンへ

私の故郷(北陸地方)には、子供時代によく訪れた水族館があります。

北陸地方ではそれなりに有名な水族館で、小さな遊園地も付属しているので、地域の子どもたちにとっては格好の遊び場でした。

施設内には、浅瀬に住む海の生き物を直接手で触れるコーナーがあったりして、ぬるぬるする!きもちわるい!でも面白い!など、ぎゃーぎゃー騒ぎながら楽しんだものです。

さて、関東近郊に住むようになってからは、なかなか水族館に行く機会もありませんが、比較的近いところの水族館といえば、葛西臨海水族園の名前があがります。

今年で開園35年周年を迎える葛西臨海水族園では、このたび施設の老朽化に伴い、水族園リニューアルに向けた整備事業が本格始動したことを発表しました。

現在の水族園の隣接地に作られる新水族館は、2028年3月にオープン予定。

新施設のコンセプトは「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」だそうです。

具体的には、展示や空間演出を刷新するほか、環境保全への貢献などの役割を果たすため、ハード・ソフトの両面から全く新しい施設へと生まれ変わるということで、建設にあたっては、高いレベルのバリアフリー計画とユニバーサルデザインを採用。

水族園利用者以外も利用できる開放的な樹木の広場「共生の杜」を新たに整備します。

そして緑の中を散策できる癒しの空間を創出するなど、葛西臨海公園等の周辺環境との調和を図る、ということです。

展示では、音響・映像・ICTなど最先端技術を活用した海を体感できる空間づくりや、新たな学びや体験を生み出すしかけなどが作られるそうで、新施設では本館内で東京の川の水辺環境と淡水生物を併せて展示し、淡水の生態系を一体的に見られる展示になるとのこと。

なお整備事業に伴い、淡水生物館を含む「水辺の自然」エリアの展示、芝生広場、おべんとう広場の利用は、5月19日で終了となります。

同エリアに展示している生き物は、現在の水族園のバックヤードへの引越しが行なわれますが、水族園本館は開園を継続し、水族園への入園ルートに変更はないとのことです。

興味を持たれた方は「葛西臨海水族園のリニューアルについて」をご覧ください。

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