浅草にある「花やしき」は、日本最古の遊園地。
開園したのは1853年、元号が嘉永6年と言いますから、なんと江戸時代だったんですね。
もちろんこの頃の花やしきにジェットコースターなどがあったわけではなく、元々は植物園で、茶人、俳人らの憩いの場だったそうです。
現在も稼働中のローラーコースターが初めて稼働したのが1953年(昭和28年)で、そこから徐々にアトラクションが出来始めました。
それから紆余曲折ありながらも、花屋敷は現在まで営業を続け、今年ついに開園170周年を迎えることとなったのです。
今年5月には、「お化け屋敷 ~桜の怨霊~」と「ゴーストの館」が終了しましたが、本日7月20日より新たなアトラクション開始とともに、花やしきに新エリアがオープンしました。
今回のリニューアルでは、猛暑や雨のなかでも楽しめるよう屋内施設を強化。
例えば、4面マルチ映像によって、浅草の今と昔をめぐる映像型アトラクションの「パノラマ時間旅行」では、2016年に惜しまれながら引退したアトラクション「Beeタワー」に乗って空から浅草の町並みを楽しめるほか、ちょっとスリリングなサプライズが起こったりして、浅草らしさ満載のタイムトラベルを体験できるそうです。
また、新聞記者のカメラをモチーフにした専用デバイスを使い、ARで現れる妖怪たちを見つけ出す園内周遊型アトラクション「摩訶不思議!君もスクープカメラマン」では、「マルハナ新聞社」で任務を受けて出発し、新聞記者として園内の至るところに潜む妖怪たちを探し撮影。
一反もめんや河童、座敷わらし、のっぺらぼうなど全22種類を探し、マルハナ新聞の一面を飾れるよう、制限時間内にクリアを目指します。
そのほか、NAKED(ネイキッド)との初コラボによるデジタルアート空間「NAKED 花景色」も見どころとなっているとのことです。
気になった方は、「浅草花やしき」の公式サイトで詳細な情報をご確認ください。