2022年の終わりもそろそろ見えてきた今日、また一つ大きな星が落ちました。
デザイナーで「パンクの女王」の異名を持つヴィヴィアン・ウエストウッド氏が29日亡くなったのです。
ヴィヴィアンは、ポップでパンキッシュなフレイバーが特徴のファッションで有名なブランドの創始者。
1970年代半ばごろ、イギリスで巻き起こった「パンク」「ニューウェーブ」ファッションを主流とした張本人とも言われ、好き嫌いは別にして、洋楽好きならば絶対に知っているバンド「セックス・ピストルズ」のプロデューサーとしても活躍した、本当にすごい人でした。
そしてヴィヴィアンの活動は、ファッションや音楽だけにとどまらず、「核軍縮キャンペーン」「気候変動対策」「公民権運動」などにも及び、その「攻めた」姿勢は終生変わることがなかったようです。
多分、全身エネルギーの塊のような人だったのでしょうね。
ブランドイメージは、自分にはちょっと過激すぎるかな・・・と思っていたのですが、現在展開されている洋服や小物を見ると、色使いや柄などはむしろ大人がもった方が似合いそうなものも多い。
いかに過激なことをしていようと、やはりヴィヴィアンにはイギリス人の血が流れていたんだな、と改めて感じました。
81歳で亡くなったヴィヴィアン。
ご冥福を心からお祈りします。