健康

衣服のように薄型の「アシストスーツ」発売

介護の場や、頻繁に重い荷物を持ち上げる引越し業など、仕事でどうしても中腰の姿勢にならざるを得ない方たちがたくさんいます。

そういう仕事では、腰痛持ちがとても多いことが知られていますし、ひどくなれば仕事を続けられない状況になってしまうことも。

そんな現場作業での身体的負荷をなんとか減らしたい、という観点から近年登場したのがアシストスーツ(パワードスーツ)です。

身につけることにより、リアルに必要とされる何分の一かの力だけで作業ができる!

情報番組などで、実際にそういったスーツを身につけて作業をし、「これは楽ですね!」と笑顔になる方たちが時々取り上げられていました。

そのように、現場で活躍するアシストスーツですけれど、デメリットもあります。

それは「着脱に時間がかかる」「操作に慣れるのが大変」「サイズの選び方が難しい」などといった事柄。

そういうデメリットを解消してくれそうな製品が今月医療用品メーカーのダイヤ工業から発売されました。

製品名は、「DARWING UT-Rise(ダーウィン ユーティーライズ)」。

中腰姿勢の維持を楽にするインナータイプのアシストスーツで、全面メッシュ素材で通気性が高く、非常に薄いのでファン付き作業着との併用も可能という画期的なものです。

上肢と下肢にパーツが分かれた形状で衣服のように着用することができて、圧迫感のない着心地と、インナータイプのため装着しても目立たない点が特長。

約560gと軽量ですがアシスト力は強く、腰や背部の負担を軽減し、背中と太腿それぞれに配置した高反発ゴムの張力で上体を起こしながら下腿をサポート。

上体を倒したりしゃがんだりするとゴムが伸び、上体を起こすとゴムが縮む仕組みで、電源不要は不要です。

サイズはMとLの2サイズで、いずれも価格は33000円。

気になった方は、「ダイヤ工業」の製品情報サイトで詳細をご確認ください。

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