もはやここまで行くと、日本がとかアメリカがとかいうレベルを超えて、地球規模の壮大なスケールの話になってきそう。
それが、今の大谷翔平選手です。
以前は、日本人選手がメジャーリーグでプレイすること自体、すごい!と言われた時期もありました。
それを思うと、今大谷選手がメジャーで「本塁打をガンガン打って」なおかつ「投手としても打者を打ち取る」二刀流で活躍していることは、ある意味「とんでもないこと」だと思います。
野球の門外漢である私に、専門的な話はできません。
が、彼のプレイを見ていると、勇気付けられます、心から。
もちろん華麗なスイングでとんでもない飛距離のホームランを打つ姿も素敵です。
つい先ほど「第31号ソロホームラン」を打ったというニュースが流れて、思わず「やったー」とテレビの前で叫んでしまいました。
でも、実は最近の彼のプレイで最も心に残ったのは、2日行われた対オリオールズ戦で、二塁から一気に本塁まで大谷選手が走り抜けたシーン。
本塁に戻ってきたボールよりもわずかに大谷選手の足が速く、見事エンゼルスは8-7で逆転勝ちを収めました。
ベースを踏んだ後、味方の勝利がわかると、大谷選手はグラウンドに大の字になって寝転び、両腕を空に向かって高く突き上げたのです。
その姿は、まるで昔読んだ「巨人の星」などの野球漫画に出てくるシーンのようで、思わず「野球の神様がついているでしょ」と思いました。
こんな選手、この先出てくるかどうかわかりません。
イチローもすごい選手でしたが、大谷選手はイチローとはまた違う次元のとんでもない選手だと思います。
そして、野球を知らない私でもワクワクしてきて、なんだかとても励まされる、そんな感じがしています。
すでに二刀流でオールスター戦への出場も決まっている大谷選手、どうか怪我だけには十分気をつけてください。
活躍を心から祈っています。