日本の男子フィギュアスケート史上、おそらくこれ以上の人はもうなかなか出てこないだろうと思われるのが、羽生結弦選手です。
一見すると線が細く、スタミナ的に大丈夫なのかしら?と素人が勝手に心配になるほど儚げな雰囲気を漂わせる羽生選手。
それが一旦リンクに立つと、ダイナミックなジャンプはもちろんのこと、美しい所作,微に入り細に渡った表現力など、見る人を釘付けにする異次元の演技を披露してくれました。
冬季五輪では、2014年のソチと2018年の平昌で二連覇を果たし、冬季五輪の金メダリストとしては初めての国民栄誉賞を受賞するということもありましたね。
その羽生さんが、19日の夕方記者会見において「今後は競技者としてではなく、これからはプロのアスリートとしてスケートを続けていく」という決意表明をしたのです。
その後のインタビューでは、プロに転向しようと思うことは、節目節目で何度もあったと答えていらっしゃいました。
そして「競技人生の中ではもうやり尽くせるだけのことはしたんじゃないか。これからはプロとして、より高みを目指していくつもり」というようなことも答えていましたね。
オリンピックで羽生さんの姿が見られなくなるのは寂しいですが、たくさんの頼もしい後輩たちもどんどん育ってきています。
羽生さんには、これからプロスケーターとして更なる華麗な滑りを披露してくださることを期待したいと思います。
羽生さん、これまでの競技生活本当におつかれさまでした。