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「銀魂THE FINAL」 「鬼滅の刃」V13を阻止

コロナ禍下、ますます外に出ることに不安が募る状況になりつつありますが、そんな中で個人的にとても嬉しいことがありました。

それは映画「銀魂THE FINAL」が、「鬼滅の刃」の週末興行収入・観客動員数を抜いたことです。

皆さんもご存知の通り、「鬼滅の刃」は昨年からずっと大ヒットをし続け、現在もなお観客を集めている稀有な作品。

公開から12週間も興収成績トップだったということは、この先も当分は破られない記録ではないかと思います。

そんなすごい作品の「連勝」を食い止めたのが、私が長年愛し続けてきた作品だったというのが本当に誇らしいんですね。

とはいえ、「銀魂(ぎんたま)」ってなによ?と思われる方も多いかと思いますので、ざっと概略だけ紹介しますと、物語の舞台は架空の都市「江戸」。

史実にある「江戸」ではなく、宇宙からの侵略者によって鎖国を解かされた「江戸」で、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人たちが街を闊歩する不思議な光景が作品に広がります。

主人公は銀髪癖っ毛で木刀を腰にさした男・坂田銀時(通称銀さん)。

銀さんと、彼が営む「何でも屋」の「万事屋(よろずや)」で働くメガネの青年・志村新八と、赤髪で大食いの少女・神楽の3人を中心に、彼らと様々な人々らと織りなす「なんでもあり」な「SF時代劇」が「銀魂」という作品です。

とにかくキャラの一人一人が個性的で、本作のファンには「私は銀さん推し!」とか「沖田くん(作中登場する「新撰組」パロディの「真選組」の登場キャラ)かっこいい!」など、特定のキャラ推しをする人が以前から多かったのも、それぞれが「キャラ立ち」をしているからこそだと思いますね。

それは作者・空知英秋氏の漫画家としての実力が群を抜いていたからだと私は確信しています。

1月8日から全国公開が始まった「銀魂THE FINAL」は、1月11日までの4日間で興収5億3135万320円、動員数38万4220人を記録しました。

今回コロナ禍で、公開初日の1月8日から首都圏1都3県に「緊急事態宣言」が発出されたばかりという、本当にバッドタイミングな中、それでもこれだけの成績を残せた「銀魂THE FINAL」、すごいです!

私も1月9日の、声優陣が無観客で舞台挨拶をした「ライブビューイング」付きの回を鑑賞してきました。

声優さんたちの思い、体がボロボロになるまで頑張ってくれた監督、そして原作のラスト部分を圧倒的なパワーで再現してくれた作画スタッフの皆さん。

それらすべてが胸に迫って、「銀魂のファンでいてよかった」と心から思いました。

「鬼滅の刃」でアニメ映画の良さを感じられた皆さん、一度騙されたと思って「銀魂」もご覧になってみませんか?(笑)

けっこう感動できると思いますよ。

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