けさ早朝のあるワイドショウで耳寄りな運動を紹介していました。
ネーミングを「フリパラツイスト」というその運動は、なんと「30秒やるだけで腹筋100回分の運動量になる」らしい。
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎの影響で「ぽっこりお腹」が気になっている私は、「なんですか、それ!絶対にやってみたい!」と聞いた瞬間思いましたね。
この「フリパラツイスト」は、多くのアスリートやモデルなどを指導してきたカリスマパーソナルトレーナー・高橋義人氏が考案したもので、メソッドそのものは数年前からすでに一般公開されていたようですが、私は今回初めて知りました。
そして「30秒だけ」とか聞くと何か軽く聞こえますが、このメソッドはしっかりした理論に裏打ちされています。
まずは実際のやり方から先に紹介すると、1)「足のかかとをしっかりつけてまっすぐに立ち、それから爪先を左右90度に開く」2)「背筋を伸ばし下腹(腹圧)に力を入れた状態で、手のひらは前に向け、親指と人差し指でL字を作るようにして、腕が左右にぐっとひっぱられるような感覚で両腕を左右水平に開く」3)「その姿勢のまま、腰をなるべく早く左右に回していく(ツイストする)」だけ。
一見とても単純な運動に見えますが、実際にやってみるとわずか30秒なのに体がカッと熱くなるのがわかりました。
なぜそうなるかというと、この運動をすることで「熱を作り出す『褐色脂肪細胞』が刺激されて代謝が上がりやすくなる」、そして「横隔膜下あたりにある「乳び槽」というリンパ管が刺激されることで、リンパの流れがスムーズになり脂肪代謝が活発になる」からだと、高橋氏は説明されています。
なるほど、たしかに運動が終わるとみぞおちあたりにキュッと力が入っている感覚が残ったのですが、それは「乳び槽」周辺が刺激されたことの証拠だったんですね。
続けていけば体は脂肪を燃やしやすい「痩せ体質」になっていくそうですので、1日に2〜3回無理ない程度にフリパラツイストを行なって、正月太りの解消をしたいものです。