金屏風の前に「座った」大きな巾着型パッケージ入りのシャウエッセン。
そのパッケージの上部、パッケージをまとめる「金色のテープとその上の部分」を力士の「髷」に見立てて、そこに少しづつハサミを入れる「断髪式」の模様が動画になり、今ちょっとした話題になっています。
「断髪式」に参加しているのは、これまでシャウエッセンとゆかりのあった人たち。
発売元・日本ハムの関係者をはじめ、スーパーでシャウエッセンを売るスタッフの方達まで、いろんな人たちが少しづつその「髷」にハサミを入れていきます。
そして最後に「髷」がばっさりと切り落とされた後は、新しい長方形型のパッケージ姿になったシャウエッセンを囲んでの記念撮影があり、「さぁ、新しいパッケージへ」というナレーションが流れてエンドという内容でした。
今回この動画を作るにあたり、日本ハムでは内容が内輪受け的なものにならないようにと、日本相撲協会に監修を依頼したそうです。
壇上に控える行司さんや、皆さんが使ったハサミ、そのほか会場で使われている道具や礼儀作法に至るまで、すべて相撲協会に監修をしてもらい、間違いないように制作されたといいますから、これはなかなかの力作!
そもそもなぜ今回この断髪式が行われたかといえば、昨今の「エコ」の流れが大きく影響しています。
1985年の発売当初からこれまで巾着型だったシャウエッセンですが、これから順次長方形型パッケージに変更することで、プラスチックの使用量が28%減らせるのだそう。
限りある資源を少しでも上手に使うため、今回シャウエッセンが断髪した、というわけですね。(笑)
「売り場で目立つから」というのが、巾着型パッケージを採用した当初の理由だったそうですけれども、この先はシャウエッセンに習い、「断髪」する他商品が増えそうな予感です。