数あるファストフード店の中で、「ライスバーガー」を最初に開発・販売したのは「モスバーガー」(モスフードサービス)でした。
その「モスバーガー」が、5月18日から15時以降限定の夜限定メニュー「夜モス」の提供をスタートさせるそうです。
ん?「夜」と謳っているのに、なぜ提供時間が15時からなんだ?
そう思われた方もいらっしゃることでしょう。
その理由について「モスバーガー」は、「ランチ終わりの早い時間帯に来店される方に、『夜モス』の存在を知ってもらいたいという宣伝の意味合いが強い」と回答しています。
また、なぜ今「夜モス」というサービスを始めるのかという問いについては、次のような趣旨の説明がされていました。
「ファーストフードは夜の時間帯に弱く、集客や売り上げが伸び悩む傾向にあります。しかしコロナ禍でテイクアウト需要が高まったこともあり、元祖『ライスバーガー』の店として、モスならではの夜専用ライスバーガーの開発に力を入れることになりました。」
「夜モス」の全国展開に先駆け、「モスバーガー」では昨年秋から首都圏の12店舗で夜限定商品を販売する実験を実施してきたそうです。
そして今回「夜モス」で発売されるのは、「夜モスライスバーガー よくばり天 金目鯛とかきあげ(塩だれ)」(590円)と「夜モスライスバーガー よくばり焼肉」(620円)の2種類。
「よくばり焼肉」は、「モスライスバーガー焼肉」の肉の量を2倍に増量したメニューで、ガッツリ食べたい人向けのボリューミーな商品になるそうです。
一方の「よくばり天 」は、既存の海鮮かき揚げと金目鯛をかき揚げにしたもので、実際に試食した方の感想を引用すると、「ボリューム感はありつつも、濃すぎないさっぱりとした風味をサクッとした食感で楽しめることから、気がつくとスルッと完食していた。和の食材を組み合わせたメニューということもあり、お茶漬けにするなど、同メニューならではのアレンジも楽しめそう」ということでした。
ファストフードの素材としては珍しい金目鯛が使用されているので、一度は食べてみたいと思う方も多そうですね。
なお、「よくばり焼肉」と「よくばり天」のどちらも、11月中旬までの販売が予定されています。