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「相棒」第10シーズンに「亀山薫」が帰ってくる!

少し前に、歴代の相棒としては最も長く片山右京の隣に立っていた4代目・冠城亘が特命係を卒業しましたね。

冠城亘を演じた反町隆史さんは、登場した時は今ひとつピンと来ない?などと言われたこともあったようですが、時がたつに従い、「大人だけどどこか子供っぽいところもあって憎めない」魅力でファンが増え、今では「

冠城亘の相棒が一番好き」という人も多くなったと聞いています。

これまで4人いた右京の相棒は、初代・亀山薫(寺脇康文)、2代目・神戸尊(及川光博)、3代目・甲斐享(成宮寛貴)、4代目・冠城亘(反町隆史)で、いまだにそれぞれ熱心なファンがいて、それぞれに固有の魅力があると思います。

しかし何と言っても初代亀山薫の存在感は別格ではないでしょうか。

もともと単発ドラマだった「相棒」の、プレシーズンから登場していた寺脇康文さんが演じる亀山薫。

とにかく曲がった事が大嫌いで、超がつくぐらいの熱血漢、そしてお人好しで楽天的な性格が災いして面倒ごとに巻き込まれたり、自らトラブルを起こすことも度々、という沈着冷静な片山右京とは正反対のキャラクターです。

その亀山が特命係を離れたのは、高校時代の友人の死がきっかけとなり、彼の意志を継いで子供たちに“正義”を教えるため、不正が蔓延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住するためでした。

亀山の思いを尊重した右京は、「どうか、気をつけて行ってください。以上です」とだけ告げ、彼を引き止めることはしませんでした。

あれから14年。

今年10月から始まる「相棒Season21」で、その亀山薫が「5代目相棒」として帰ってくることがわかりました。

亀山が警視庁を辞してから、ドラマ内で彼のことが語られることはほとんどなく、一体どのようにこれまで生きてきたのか、奥様の美和子さん(鈴木砂羽)は元気なのか、など知りたいことが山盛りです。

それにしても、本当に予想の超斜め上をいくキャスティングに、今朝からネット上は大変なことになっていますね。

いかに「相棒」のファンが多いかということがわかって、わたし的にはとても嬉しいです。

今回の発表を受けて、片山右京役の水谷豊さんは「亀山君が帰ってくる。そんな日が来ることを、杉下右京は何度か夢見ていたに違いない。過去に戻るのではなく、新たな未来にまた二人で向かうための再会を、右京は淡々と待っていたに違いない。」とコメント。

一方、亀山薫役の寺脇康文さんは「水谷豊さん演じる「右京さん」と、また「相棒」として、夢のような時間を共にできることを本当にうれしく思っております。仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰って参ります!今、はやりの言葉にすると、「シン亀山薫」でございます!サルウィンに渡った薫ちゃんが、どうやって戻ってくるのか!皆さん!楽しみに待っていてくださいね!」と楽しいコメントを出されています。

多分これがラストシーズンになるだろうと言われているので、少々寂しくもありますが、この二人の掛け合いを再び見られるのは本当に楽しみです。

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