音楽

矢沢永吉とB’z 日本ロック界の二代巨頭がライブで共演

急に秋めいてきた昨日、涼しい風が吹く中で矢沢永吉さんのコンサートライブが行われました。

矢沢さんは現在72歳とのことですが、無駄な贅肉一切なしのスタイルと、そのエネルギッシュなステージングで「この人は歳をとるのを忘れた人かしら」と感じるほど若々しいアーティスト。

私がティーンエイジャーの頃、リーゼントに革ジャンというちょっと不良っぽい雰囲気を漂わせていた伝説のバンド「キャロル」でデビューし、注目を浴びていました。

それからすでに半世紀がたち、現在矢沢さんは東京・国立競技場で、3都市4公演を回るデビュー50周年記念ツアー「MY WAY」を行なっています。

ツアー初日にはゲストとしてMISIAが登場、矢沢さんは「最高の日本のNo・1歌姫です」と彼女を紹介し、ラブバラード曲「HEY YOU」を一緒に掛け合うように歌いました。

そして2日目となった昨日28日、事前のゲスト告知はされていなかったそうです。

が、ライブ中盤、矢沢さんは「黒く塗りつぶせ」を歌っている最中、突然こう叫びました。

「2日目誰もいないのマズいよな。ゲストが駆けつけてくれています。B’z~!」

その声とともにステージに姿を見せたB’zの2人・ボーカルの稲葉浩志さんとギターの松本孝弘さんを見て、詰めかけた人たちはどれほど驚いたことでしょうね。

永ちゃんとB’z、そのどちらもコアなファンを数多く持つ、日本ロック界のカリスマ的存在。

そんな2組が同じステージに立ち、同じ曲を分け合ってパフォーマンスするのを生で見ることができた人たちは本当に幸せだと思います。

矢沢さんは松本さんのギター演奏に乗せて稲葉さんと向き合いながらボーカルを分け合い、「たまらないね~!俺幸せ」と幸せそうな表情に。

さらにこの後矢沢さんの提案で、共演は「キャロル」の名曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」をもって締めくくられ、稲葉さんは「50周年おめでとうございます!」と、偉大なロックレジェンドを祝福しました。

なお、この後の公演は来月9/18(日)の福岡 PayPayドームで、そして50周年ツアーの締めくくりは9/25(日)京セラドーム大阪でのライブとなります。

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