「長い間、ご心配をおかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました
今年2022年は、デビューをさせていただいてから40年になります。デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです」
昨日突然こんなメッセージがTwitterに投稿されました。
投稿主は中森明菜さん。
1980年代を代表する女性アイドル歌手の一人であり、2014年の紅白歌合戦で姿を見せ、2016年末と2017年末に2年連続でディナーショーを開催し、それ以降公の場には一切登場してきませんでした。
最近になり、NHKが「伝説のコンサート 中森明菜 スペシャル・ライブ1989 」を放送したり、明菜さんの全盛期を知らない若い人たちの間で彼女のことが話題になったりと、何となく明菜さんにちなんだアレコレの露出が多いなぁとは感じていましたが、このような形で「復活」が実現しようとは。
彼女には昔からのコアなファンがたくさんいて、今回のメッセージを受けてネット上では、驚きと嬉しさが入り混じり悲鳴にも似た感情を表す人たちの言葉で溢れかえっています。
明菜さんといえば、私が個人的に思い出すのが彼女がデビューするときに付けられたキャッチフレーズですね。
当時私は音楽関連の仕事をしており、事務所には各レコード会社や音楽事務所からのカタログが毎月送られてきていました。
その中の一つ(当時のワーナー・パイオニア)に、1981年デビューする期待の大型新人として明菜さんが紹介されていたのです。
宣材写真を見ると、当時はまだ少し頬がふっくらとした可愛い笑顔の明菜さんが載っており、デビュー曲は「スローモーション」と書かれていました。
それは良いのですが、彼女に付けられたキャッチフレーズが「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」で。
「ええええ!?何じゃこれは。これ付けられた本人はどうなのよ」と、当時での感覚でもこれはあんまりだろうと思いましたよ。
みなさんもご存知のように、明菜さんはこの後多くのヒット曲を出し今に至り、現在58歳になられました。
あの宣材写真で見た、可愛らしい明菜さんもアラカンかぁ・・・
どうか無理はせず、ご自身の楽なペースでこの先の歌手活動を続けて行ってほしいと願っています。