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Amazon 「ご近所の店舗が配送員になる」新配送プログラム開始

ネットで商品を注文するのが日常的になった今、Amazonは生活に欠かせないサイトと言っても過言ではないと思います。

そんなAmazonが、2020年9月から試験的に実施していたのが「Amazon Hubデリバリーパートナー」です。

これは、地域の中小企業にAmazon商品の配達を委託する仕組みのこと。

現在雑貨店や写真館、レストラン、新聞配達点、居酒屋、美容室、花屋、アパレルショップ、コーヒーショップなど数百の企業がパートナーとして参加しているそうです。

参加しているパートナーには、決められた日にまとめて商品が配送され、それらをパートナー企業のスタッフが空き時間を利用して配達し、副収入を得られるという仕組みになっています。

すべてのパートナーは最長2km圏内での配達を請け負い、配達方法は自由に選択できますが、通常は徒歩か自転車が多いとのこと。

これまで参加してきたパートナーからは、「空き時間を有効活用でき、健康維持しながら副収入を得られる」「居酒屋がコロナ禍で厳しい時に副収入が助けになった。町内会活動にも役立ち、居酒屋への新規の来店も増やせる」などの評価がきかれているとのことです。

店舗から半径2kmと小さな配達エリアを受け持つため、地域に詳しく配達効率が高い点も特徴で、報酬の支払いは週払いとなるそう。

この新配送プログラムが、19日から東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫・愛知・福岡のエリアでスタートしました。

これまでよりもきめ細かな配送が実現できそうで、将来の新しい配送システムとして注目度が高いと思われます。

なお、同プログラムの対象は中小企業のオーナーで実際の店舗を持つ人のみになり、店舗を持たない人は対象外となりますので、注意が必要です。

気になった方は、「Amazon Hubデリバリーパートナー」のサイトで詳細をご確認ください。

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