東京映画記者会(スポーツ報知など在京7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ、第63回ブルーリボン賞各賞が2月23日に決定しました。
ブルーリボン賞は1950年に創設された日本の映画賞で、国内で最も権威ある映画賞の一つと言われています。
作品賞には福島第1原発事故で現場にとどまり奮闘した人々の姿を描いた「Fukushima 50」が選ばれ、主演女優賞には長澤まさみさんが二年連続で選出されたことが話題になっていますが、個人的に最も嬉しかったのが草彅剛さんが主演男優賞を受賞したことでした。
草彅さんが「ミッドナイトスワン」で初のトランスジェンダーの女性役を演じ、各方面から高い評価を受けていたのは、様々なメディアを通して知っていたので、今回の受賞は本当に嬉しかったです。
実はSMAP時代から私は草彅さんのファン。
といってもファンクラブに入っていた、とかいうほどの熱狂的なファンではありませんが、独特の飄々とした佇まいで、極道から気弱な一般人までナチュラルに演じてしまう草彅さんには不思議な魅力を感じるのです。
なので、今回このような権威ある賞を受賞されたことで、彼のこの先がますます楽しみになってきました。
つい先日始まった大河ドラマには徳川慶喜役で出演されていますので、これからしばらくは目が離せそうにありません。