「きのう何食べた?」の劇場版が今年11月3日に公開されることがわかりました。
劇場版が制作されることは昨年すでにアナウンスされていましたが、公開がいつになるかはこれまでわからなかったので、それがわかって今朝は「何食べ」が大好きな人たちからの「めでたい」メッセージでネット上に溢れかえっています。
私もこのドラマの大ファン。
2019年の春に12話のエピソードが深夜枠で放送された時は、全話を録画して繰り返し視聴し、楽しませてもらいました。
このドラマの素敵なところは、まず悪人が誰も出てこないところ、そして西島秀俊さんが演じるシロさんが作る料理が、とにかく美味しそうなところです。
シロさん(筧史朗)=西島秀俊さんは、弁護士で几帳面、そしてびっくりするような倹約家でしかも料理上手。
主婦の立場から見ていると、毎回見習わなければ!と思わされることばかりでした。
食材だけでなく道具の扱い方が丁寧なのも、見ていて素晴らしいなぁと毎回感じます。
そしてケンジ(矢吹賢二)=内野聖陽さんは、美容師であり、いつも笑顔で人当たりがよくて、とにかくシロさんとシロさんが作る料理が大好きな人。
内野さんといえば現在朝ドラに主人公の父親役として出演されていますが、そこでの父性にあふれる男らしい役とは全く重なるところのない、「とっても乙女」なキャラで「いや、俳優ってすごい」と心底驚かされますね。
物語はこの二人の同性カップルを中心に描かれ、そこに山本耕史・磯村勇斗が演じるもう1組の同性カップルや、シロさんが勤める法律事務所、ケンジが勤める美容院、さらにはシロさんが買い物に訪れる「中村屋」などが各エピソードに色を添えていきます。
そして今回の劇場版には、新たなキャラとしてケンジと同じ美容院で働く「田淵」が登場しますが、この役を演じるのは今若者の間で大人気のグループ「SixTONES」のメンバー、松村北斗さん。
短い予告編では、二人で京都旅行するシロさんとケンジ、田淵と並んで歩くケンジを見て「まさか嫉妬?俺が?」と驚愕するシロさん、そして相変わらず美味しそうなお料理の画像と、いつも通りテーブルで向かい合って座り「いただきます」と手を合わせるシロさんとケンジの姿などを見ることができました。
映画が公開されるころには、ワクチン接種もかなり行き渡っていてほしいし、今よりも安心した気持ちで映画館に向かいたいと願っています。