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テレ朝「木曜ミステリー」23年の歴史に幕

「京都迷宮案内」や、「おみやさん」「京都地検の女」「科捜研の女」「警視庁・捜査一課長」・・・など、様々なミステリー作品で私たちを楽しませてくれた、木曜8時のドラマ枠、テレビ朝日系「木曜ミステリー」。

ミステリー枠がだんだんなくなってきて、ミステリドラマ好きには寂しい状況が続く中、「木ミスよ、おまえもか!」と言いたくなるようなニュースが流れました。

「木曜ミステリー」が、23年の歴史にピリオドを打つことがわかったのです。

この時間帯の作品は再放送も多く、CS放送では前述した作品のほとんどを今でも視聴することができます。

それだけに、新作を見ることができる「木曜ミステリー」は、私のようなミステリドラマ好きには貴重な存在でした。

その枠がなくなってしまう。

ちょっとショックではありますが、これも時代の流れなのでしょうか。

個人的には「科捜研の女」が特に好きな作品で、劇場版は夫婦ともども映画館に足を運び、大きなスクリーンに映し出されるマリコさんに見惚れました。

これまでテレビではシリーズごとに何度も「最終回」があったため、このあいだドラマで「最終回」とあった時にも、「きっとまた新シリーズが始まるよ」などと思っていたのですが、まさかあれが本当の最終回になってしまうとは・・・。

寂しいけれど、作品は残るので、この先も見続けていこうと思っています。

そして「木ミス」最後の作品として、今年7月から放送されるのが、上川隆也主演の「遺留捜査」です。

今回が第7シーズンの「遺留捜査」は、事件現場に残された遺留品を徹底的に探り、そこから亡くなった人の「思い」を掬い上げていく超マイペースな刑事・糸村(上川隆也)をメインとしたミステリードラマで、単なる謎解きに終わらない、深みのある内容が魅力的でした。

シリーズの最後を飾る作品として、今回も充実した内容となることを望みます。

そして、これまで長い間、ミステリドラマファンを楽しませてくれた「木曜ミステリー」、本当にありがとうございました。

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