健康

新サービス「Amazonファーマシー」とは

60代も半ばを過ぎると、誰しも持病の一つや二つあるのが普通になってきます。

私自身、若い頃から若干血圧が高めで、その傾向は60代に入った頃からより顕著になってきました。

現在かかりつけの病院で降圧剤を処方してもらい、定期的に服用しています。

同世代の友人たちには、血糖値が高かったり、コレステロール値に問題があったり、骨密度が低めだったり、と慢性疾患を持つ人がいて、みんなそれぞれ通院診療を受け、薬を処方してもらっているわけですが、さまざまな理由から「できれば薬局に行かずに薬をもらえないかしら」と思っている人も少なくないようなのです。

そんな「声」を掬い上げてくれたのが、今日取り上げるAmazonの新サービス「Amazonファーマシー」です。

「Amazonファーマシー」は、登録されている薬局で薬剤師によるオンライン服薬指導をうけたあと、処方薬を自宅など指定の場所に配送してもらえるサービス。

対象店舗は、アインホールディングス、ウェルシアホールディングス、クオールホールディングス、新生堂薬局、中部薬品、トモズ、ファーマみらい、薬樹、ユニスマイルなど、約2500店舗になります。

電子処方箋に対応している医療機関で診療をうけることで「Amazonファーマシー」の利用は可能になりますが、メドレーのクラウド診療システム「CLINICS」導入の医療機関でオンライン診療を受けることでも利用可能とのことです。

「Amazonファーマシー」に医療機関で発行された電子処方箋をアップロードすると対象薬局が表示され、薬局選択後にオンライン服薬指導を予約、予約時間前にはスマホに通知があり、アプリからビデオ通話に参加して服薬指導を受ける、というふうに使います。

服薬指導終了後、薬の注文が確定し、配送状況を確認できるようになり、希望すれば、配送ではなく店舗で処方薬を受け取ることも可能とのこと。

Amazonでは、「高血圧や糖尿病、花粉症など、慢性疾患などで定期的に処方薬を必要とする人や、子どもの待ち時間を減らしたい人などが利用可能とし、薬の変更が比較的少ない人に向けたサービス」と、「Amazonファーマシー」について説明しています。

気になった方は、本サービスに関する詳細を伝えるAmazonのニュースリリースサイトをご覧ください。

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