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三菱鉛筆 集中力維持のサポートをする「IoTペン」開発に着手

三菱鉛筆の「uni」シリーズといえば、自分も学生時代随分とお世話になった記憶のある鉛筆です。

まだシャープペンシルを知らなかった頃、学校に行く前には鉛筆を削って芯を尖らせておくことが習慣になっていました。

今ではちょっとしたメモなどは、スマホに打ち込んでしまうため、鉛筆で文字を書く機会は大幅に減ってしまった印象です。

そのせいでか、簡単な漢字が思い出せないことが多くなり、危機感を感じた昨年から私は日記帳を購入して、毎日思いついたまま「とにかくペンで文字を書く」ことを継続するようにしました。

文字を書くという作業は、できるだけ長く続けていきたいと思っています。

そんな中、冒頭で紹介した三菱鉛筆が、ユニークな「ペン」の開発に着手したことが発表されました。

それは、「IoTペン」という名称の、「筆記具の動きを加速度と筆圧で測定するセンサー機能を搭載した」製品です。

具体的には、加速度と筆圧センサーにより筆記挙動を測定し、そのデータを基に集中力を「予測」し、集中力の「維持」をサポートするというもの。

「IoTペン」は集中力の高さと関連のある前頭葉のガンマ波を推定し、脳波を直接測定することなく集中力を予測します。

さらに、ペンとアプリを通信させながら筆記を伴う学習を行なうことで、推定したガンマ波が低下したタイミングで聴覚を刺激、そうすることで集中力の維持に効果が期待できるということです。

長くものを書き続けると、どうしても途中で注意力が散漫になってしまいがちですから、こういった「視点」はとても面白いと思います。

「IoTペン」の今後の展開としては、学生の学びを楽しく継続できるサービスのほか、ビジネスの場においても作業効率の向上につなげるなど、集中力を手軽に維持、向上し得るサービスの実現を目指す、とのことです。

興味を持たれた方は、「三菱鉛筆」のニュースリリースサイトで詳細をご確認ください。

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