生活

ファスナー修理を容易に YKKの「リペア対応シリーズ」

ハンドメイドを趣味にする以前、私は洋服や小物に使われているファスナーの存在にあまり意識を向けていませんでした。

でもよく考えると、分断された布地同志にファスナーをつけるだけで、まったく隙のない一枚の布地に変身させてくれるわけで、実際に自分でさまさまなものを作るようになってからは、「ファスナーってなんて便利なんだろう」と、思うようになっています。

ただ、ファスナーはけっこうトラブルも多いです。

雑にひっぱると布をかんでしまい、そこから先まったくスライダーが動かなくなる。

そんな経験をされた方はたくさんいらっしゃると思います。

そのほか、スライダーを走らせる部分が壊れてしまい、スライダーを動かす以前の問題な状態になることも起こります。

そういったことが起きた場合、それがお気に入りの洋服だったり、愛着ある小物だったりした場合は本当に困りますよね。

このたびファスナーの最大手であるYKKでは、繊維製品の長寿命化に向けた取り組みとして、ファスナーの「リペア対応シリーズ」商品の展開を開始しました。

新たに販売されるVISLON用リペア対応エレメントでは、VISLONファスナーのエレメントが取れてしまった時、専用の工具を使用してダイキャスト製のリペア対応エレメントを取り付け、ファスナーを修理できるそうです。

専用の工具と共に展開し、各ブランドのリペアセンターでの修理が容易になるるということで、従来のファスナーを製品からほどいて新しいファスナーに交換、縫製する修理に対して、破損したエレメント部分のみの修理対応で済むため、修理にかかる時間の大幅な削減が期待できるとのこと。

また、リペアショップや小売店において破損または紛失したエレメントを簡単に交換できるため、衣服をより長く愛用できるというメリットもあります。

リペア対応シリーズとしてそのほか、リペア対応スライダー(コイルファスナー サイズ3 裏使い用)、VISLON スライダーリペア対応上止(サイズ5)、ラケットコイルファスナー リペア対応引手(サイズ8 表使い用)も展開。

気になった方は、「YKK」ならびに「VISLON用リペア対応エレメント」のサイトをご覧ください。

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