初めて「パワースーツ」を知った時は、「え?身につけると、重いものがらくらく持ち上げられるスーツ?SFじゃん!」(笑)と、脳内ツッコミをしてしまいました。
昔そういう漫画か何かを見ていたからだと思います。
今は私が子供の頃にSF漫画やアニメで見ていたものが、どんどん現実化されている時代。
ですからこういう製品ができて、しかもさらに高性能化していくのも、当然なのかもしれませんね。
今日紹介するのは、そんなパワースーツの最先端をいく製品です。
商品名は「Apogee ULTRA(アポジー・ウルトラ)」といい、欧州のロボットメーカー「German Bionic」が、BtoB(企業間取引)向け製品として、1月7日から日本国内で販売開始したもの。
本製品は、物流、製造、建設、手荷物取扱、ヘルスケア業界の従業員を支援するように設計され、「世界で最もパワフル」とする量産型パワースーツです。
さまざまな高負荷作業の要求に応え、生産性を向上させるとのことで、最大36kgの持ち上げ支援により、身体的に負担の大きい作業もスムーズに行なうことができるそう。
具体例としては、32kgの持ち上げでも腰への負担はわずか4~5kg程度に感じられるとのことです。
また、本製品にはアクティブ歩行サポート機能が搭載されており、10kmの道のりを8kmに感じさせるようなサポートが提供されるとのこと。
人間の体の中でも特に大切な「腰」を守る、このようなアイテムが、この先もっと各企業で導入されることを願っています。
製品のより詳細な情報は、「German Bionic(GBS)」公式サイトでご確認ください。