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国立国会図書館 PDFファイルでの複写物提供を開始へ

「国会図書館」については、個人的にたくさんの思い出があります。

独身時代、都内に住んでいた頃によく通いました。

本好きで、大きな書店から古本屋まで、休日のたびに本探しに行ってたような人だったので、「絶版本」など入手しづらい本がある時には「最終手段」として国会図書館を利用したものです。

当時嬉しかったのは、始まったばかりだった「カラーコピーサービス」で、長い間探しても入手できなかったある絵本の一部をカラーコピーさせてもらった時は本当に嬉しかった。

今ではネットであっというまに検索できるようになったので、その絵本も数年前にネットで入手して、今は我が家の本棚に収まっています。

私にとってはそんな懐かしい思い出の場所「国会図書館」が、2月20日に新しいサービスをスタートさせるそうです。

それは従来から提供されてきた、紙の複写物を郵送する「遠隔複写(郵送受取)」に加えて提供されるもので、PDFファイルで複写物を提供する「遠隔複写(PDFダウンロード)」。

ネット環境が整った時代だからこその新サービスと言えるでしょう。

当サービスでは、利用者が来館せずに複写を申し込み、複写物のPDFファイルを受け取ることができます。

申込みとPDFファイルのダウンロードは国立国会図書館サーチから行ないますが、著作権法があるので、複写可能な範囲は原則として著作物の一部分となることには注意が必要です。

そのほか、楽譜の出版物、地図の出版物、写真集、画集、発行後1年以内の雑誌等は、著作権法その他の規定により対象外となるそう。

利用料金は以下のとおりです。

スキャナで読み取る紙資料(図書、雑誌等) 83.6円

撮影を行なう紙資料(古典籍資料等) 176円

マイクロフィルム、マイクロフィッシュ 116.6円

国立国会図書館デジタルコレクション収録資料 62.7円

気になった方は、「国立国会図書館」のニュースリリースサイトをご覧ください。

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