蛍光灯が2027年に「製造も輸出入も禁止になる」ことを、私は最近知りました。
このことを広く周知しようという意図で作られたCMや、蛍光灯が環境に及ぼす危険性をテーマにした情報番組などを最近よく目にするようになっています。
蛍光灯は安価で明るいことで、私たちの生活の必需品としてこれまで使われてきました。
しかし水俣病で知られるように、蛍光灯に使われている(微量ですが)水銀の人体への有害さが問題視され、「水銀に関する水俣条約」という国際条約に基づき、蛍光灯の製造と輸出入の禁止が決定されたのです。
この先段階的に蛍光灯はLED照明へと交換していくことになりますが、交換の際のストレスを減らすアイテムとして「株式会社ドウシシャ」から発売されたのが、「LEDコンパクトシーリングライト Vitz(ヴィッツ)」です。
適用畳数が「4.5/6/8畳」の3モデルがラインナップされ、それぞれ明るさを調整できる「調光タイプ」か、明るさと色の両方を調整できる「調光・調色タイプ」を選べます。
価格は3480円~4980円です。
蛍光灯から「器具ごとの交換しやすさ」に配慮したLEDシーリングライトをドウシシャでは開発、従来と比べてコンパクトで軽量な仕様ですが、日本照明工業会「LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準」内の標準的な明るさを確保している、とのこと。
同製品には、一般的なLEDシーリングライトについているアダプターのない、アダプタレス仕様が採用されています。
照明器具に直接取り付けることができ、また、取り付け作業を容易にするガイドシートも付属。
そのほか、壁スイッチの連続操作で明るさや色の切り替えが可能で、調光操作や調色操作に加え、おやすみタイマーや明るさメモリ、常夜灯などの設定ができる多機能リモコンも付属しています。
本体サイズは250×87mm(直径×高さ)で、重量は350g、~8畳タイプの定格消費電力は24.5Wです。