いっとき「粗食の方が健康に良い」と言われていた時期がありました。
肉類は脂肪を多く含んでいて肥満の原因になる、だから健康を維持したいなら野菜や果物をたくさん食べるべきだ、という風潮も強かったです。
野菜や果物が健康に重要なことは間違いありませんし、食べ過ぎよりはむしろ少し控えめにした方が体に負担がかからない、という観点からすれば確かに「粗食」の方が健康維持に役立つかもしれません。
しかし、最近になって少しづつ「いや、タンパク質を多く含む食材、たとえば肉なんかは年を取ったらたくさん摂った方が良いんだよ」と言われるようになってきています。
言われてみると、高齢になっても元気な方たちは、食事の中で肉をもりもりと食べていることが多い。
そしてその食事の仕方が健康維持に結びつくエビデンスが、最近になりたくさん出てくるようになりました。
そういうムーブメントを背景に、最近高タンパクを表に打ち出した様々な商品やメニューが企画・販売されるようになっています。
今回紹介する、定食レストラン「やよい軒」で、9月17日から提供予定の「筋肉定食」などは、まさにそういった商品の代表例だと思います。
「筋肉定食」とは、主食のごはんをキャベツサラダに変えることでカロリーを抑えつつ、タンパク質を多く含む皮なし鶏もも肉や牛赤身肉を使ったステーキなどで、ご飯がなくても「しっかり食べた」感を味わえるメニューです。
このメニューは、低カロリーで高タンパクな「筋肉定食 皮なし鶏もも肉のステーキ」(790円)、皮なし鶏もも肉と牛赤身肉がセットになった「コンビ・筋肉定食 皮なし鶏もも肉&牛赤身肉のステーキ」(1190円)、皮なし鶏もも肉のステーキが2枚の「W・筋肉定食 皮なし鶏もも肉のステーキ2枚」(1290円)の3種類。
気になるカロリーとタンパク質の量ですが、「皮なし鶏もも肉のステーキ」の場合、カロリーが415kcal、タンパク質は45.1g摂れるそうです。
一食でタンパク質が45gも摂れるのはかなり魅力的。
加えて一食あたりのカロリーが500kcalを切る、ということですので、私もぜひ一度食べてみたいと思います。