「ムーミン」と聞いてすぐに「ねぇムーミン、こっちむいて♪」という歌を思い浮かべた人は、きっとある一定の年齢より上の人でしょう。
もちろん私もその世代にすっぽり入っています。
そしてそのテーマソングが流れていた頃、リアルタイムでアニメ「ムーミン」を楽しく見ていましたし、その後何度も再放送があるたびに見ていた、そこそこのムーミンファンを自認しています。
20代のころ、なぜか突然に「トーベ・ヤンソンが書いたムーミンの原作が読みたい！」と思い、当時出ていた文庫本を何冊も買い漁ったことがありました。
原作を読んで、アニメでは「ムーミン」と呼ばれていた主人公の本名が「ムーミントロール」であることや、やはりアニメでは「ノンノン」と呼ばれていたムーミンのガールフレンドが、原作では「スノークのお嬢さん＝フローレン」と書かれていたことなどを初めて知りました。
その他、アニメに登場するキャラクターが原作とはけっこう異なる描き方をされていることも多く、物語全体に漂う雰囲気はけっして「子供向け」ではないな、と思ったのも原作を読んで得た実感でした。
現在ムーミンは世界中に認知され、数多くのファンを生み出しました。
日本では特にその傾向が強いようで、ヤンソン氏の故郷フィンランド以外では世界で初めての「ムーミンをテーマとした施設＝ムーミンバレーパーク」が埼玉県飯能市に設立され、ムーミンファンの憧れの場所となっています。
そんなムーミンとファミリーマートがコラボ、10月5日から「ムーミンフェア」が開催の運びとなりました。
「ムーミンフェア」のテーマは「コンビ」。
発売予定の商品の一例を挙げますと、まずは10月5日に発売される「ムーミンマグカップ＆白桃ゼリー」（税込675円）があります。
マグカップはムーミンの絵柄のものと、スナフキンの絵柄のものの2タイプがあり、いずれも数量限定販売。
そして同日に発売予定の「2022年版ムーミンオリジナル卓上カレンダー」（税込1100円）は、ファミマ限定アートを使用した卓上カレンダーで、2021年10月始まりなので買ってすぐに使える仕様になっています。
また、少し先の10月19日から発売されるものとして、「ムーミンとスナフキンの食べマス ムーミン」（税込398円）がありますが、こちらは和菓子の練り切りを用いてムーミンとスナフキンを表現した、新感覚の和菓子で、食べるのがもったいない感じのキュートな仕上がりになっています。
同日に発売予定の「ニョロニョロチーズケーキ」と「スナフキン抹茶ケーキ」（それぞれ税込150円）は、作中随所に登場するちょっと不思議な形態の白い生き物「ニョロニョロ」と、カーキカラーの服をいつも着ているスナフキンをイメージしたスティック状のチーズケーキ＆抹茶ケーキです。
「ムーミンフェア」開催中には、これらの商品以外にも小皿やマグカップ、トートバッグなどが発売予定だそうなので、興味を持たれた方はぜひファミマに行かれた際には「フェア」コーナーをご覧になってみてください。