今、ガス給湯器が全国的に品薄となっているそうです。
これは新型コロナウイルス流行に伴い、給湯器の部品生産の多くを担うベトナムで数ヶ月間のロックダウンが行われたことなどによって、海外からの部品供給が滞っていることが原因。
注文してから商品が届くまで数ヶ月かかる場合もあるそうで、この中には突然給湯器が壊れてしまった!というケースも含まれていることでしょう。
ここしばらく連日のように「大雪」「厳しい寒さ」が伝えられる中、給湯器が使えないのは本当に大変なことです。
「お湯が出ないので自宅のお風呂が使えず、銭湯に通っている」という人もいるそうで、もしも自分がその立場だったら・・・と思うと心底怖くなります。
このような状況を受けて、東京2020組織委員会と東京都が、東京2020大会の選手村に設置されている給湯器約1400台の貸し出しを決定したという発表がありました。
既に給湯器メーカーや都市ガス事業者が、暫定的な処置としてガス給湯器を貸出し設置するケースも発生していたそうで、今回の決定により一時的ではありますが、ようやく「一息」つける人たちがたくさんおられそうですね。
1400台の給湯器は、「日本ガス協会」「日本ガス石油機器工業会」との手続きが済み次第、速やかに引き渡しが実施される予定。
最後に蛇足ですが、我が家では先月温水洗浄便座が突然壊れて新しいものに替えたばかり。
この温水洗浄便座も現在納期がかなり遅れていると知り、「ぎりぎりだったのね」と思わずひやりとしているところです。