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ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が配信開始

ビートルズの新曲「ナウ・アンド・ゼン」が、日本時間11月2日23時に世界同時配信リリースとなりました。

この曲は、ジョン・レノンが生前作ったデモテープにそのオリジナルバージョンが録音されており、 1995年制作の「アンソロジー」で、やはりビートルズの「新作」としてリリースされた「フリー・アズ・ア・バード・バード」」「リアル・ラブ」などと共に、当初は本作も「アンソロジー」に収録するべく音源をクリアにする作業が行われていたそうです。

しかし当時の技術では、それは難しかった。

それから数十年が経ち、今やAIが目覚ましい発達を遂げて、とうとうデモテープのジョンの声をクリアにできるまでになり、この日を迎えたというわけです。

実際に私もリリースされた「ナウ・アンド・ゼン」を聞きました。

聞く人それぞれの立ち位置が100人いれば100通りあるので、おそらく賛否両論飛び交うだろうと思います。

でも、長年彼らのファンである自分にとって、1970年に解散したビートルズの「新曲」を、2023年になって聴けること、その事実自体が奇跡であり、感動なのです。

そして、実は彼らを好きになったきっかけの曲が、「アイ・フィール・ファイン」という曲で、その理由が「4人のコーラスがものすごく綺麗だったから」という自分にとって、この曲のサビ部分で聞こえる彼らのコーラスの美しさは、本当に嬉しかった。

「ああ、やっぱりビートルズなんだな」と、思ったのです。

他の誰が入ってもこのハモリは生まれない。

ジョンとポールとジョージとリンゴ、この4人からだけでしか生まれないハモリであり、演奏だと感じました。

長く生きていると、こんなに素敵な経験もできるのだとしみじみ幸せを感じる朝です。

 

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