昨年秋に改正された道路交通法により、それまでは「生後12カ月まで」はクルマの進行方向に対して後ろ向きでチャイルドシートを使用することになっていたところ、「生後15カ月まで」後ろ向きの装着となり、なおかつ「15カ月を過ぎても身長が76cm未満の場合」は、引き続き後ろ向きでの装着が必要となりました。
お子様を後部座席に乗せる場合は、後ろ向きにしなければならない・・・ということは、運転中お子様の様子がわからない、ということになりますよね。
特に泣くことでしか表現ができない赤ちゃんを乗せている場合には、運転中は赤ちゃんが泣いてもあやしてあげることができませんし、反応がなければないで、その様子が心配になったりもすると思います。
そういった運転中のストレスを減らすため、「日産自動車」と「株式会社赤ちゃん本舗」が協業して開発したのが、運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」です!
「イルヨ」は、セサミストリートに出てくる「エルモ」などのマペットに似た雰囲気を持った、柔らかなイメージが印象的なぬいぐるみ的ロボット。
後部座席のチャイルドシート横に設置する「イルヨ」と、運転席横のドリンクホルダーに設置する「ベビー イルヨ」の2体で構成されます。
「イルヨ」というネーミングは、赤ちゃんを乗せて運転するドライバーが、ぐずりだした赤ちゃんに対して「ここにいるよ」という言葉をかけることが多いことにちなんでいるそうです。
使い方ですが、ドライバーが「いるよ~」「こっちだよ」などと呼びかけると、後部座席のイルヨが反応し、腕や首を振りながらジェスチャーをして赤ちゃんをあやすことができるとのこと。
また「いないいない、ばぁ」という呼びかけでは「いないいない~」と言ったタイミングでイルヨが腕で顔を隠し、「ばぁ!」と言ったタイミングで腕をどかすジェスチャーをするんだそうです。
そして「お歌を歌うよ」という呼びかけをすると、イルヨが手拍子を叩くのだそう。
想像するだけで頬が緩んできますね。
なお、イルヨは、赤ちゃんの表情をみるセンサーとしての役割も担うそうで、赤ちゃんの目の開閉を感知することで、助手席横のベビー イルヨがそれに合わせて目を開閉。
これによって、赤ちゃんが眠ったことや、起きていることをドライバーが分かるようになるそうです。
興味を持たれた方は、「株式会社赤ちゃん本舗」のニュースリリースサイトで詳細をごらんください