昔から日本に根付いていた「もったいない」精神が、SDGsとなって今世界中に広く定着しようとしています。
「ものを大切に」ということは、私のような昭和に青春時代を過ごした世代は耳にタコができるほど、親世代から言われてきたことでしたが、いつのまにか「消費」することが良いことのような風潮に飲み込まれてしまっていました。
でも、ようやく、使えるものはどんどん再利用していく方がいい！という方へ、みんなの考え方が再びシフトしてきているようですね。
そんな雰囲気の中で今年の春からパナソニックが始めたのが、「Panasonic Factory Refresh」という取り組みです。
これは、パナソニックのメーカーによる検査済み再生品のこと。
パナソニックでは、今年の4月からサブスクリプションサービスの契約終了後の商品や初期不良品、店頭展示の戻り品などを対象に、パナソニックの製造拠点やサービス拠点で再生し、厳格な出荷基準を満たした商品に、1年間のメーカー保証を付けて、同社公式ショッピングサイト「Panasonic Store Plus」を通じての販売をスタートさせていました。
こうした流れを経て販売される商品は、「リファービッシュ品」と呼ばれ、パナソニックではこれまでにドラム式洗濯乾燥機や、4K有機ELテレビ、冷蔵庫、ブルーレイディスクレコーダー、ミラーレス一眼カメラなどを取り扱っています。
そしてこのたび新たにスチームオーブンレンジと炊飯器の取り扱いがスタートしました。
リファービッシュ品の価格は固定ではなく、対象品の状態などで個別に決まりますが、通常販売よりも割り引いた価格となっています。
なお、正常な使用状態において商品出荷日から1年以内に故障が生じた場合は、修理費用の1年保証が付帯するそうです。
興味を持たれた方は、「パナソニック」のニュースリリースサイトで詳細をご確認ください。