健康

増える「マスク頭痛」にご用心

最近よく耳にするようになったワードに「マスク頭痛」があります。

そのワードが示す通り、マスクを着け続けることで起きる頭痛のことを指していて、明らかに長引くコロナ禍が影響しているものだとわかりますね。

私自身のことを考えてみても、たしかにマスクを長く着ける生活が始まってから、以前よりも頭痛が起きる頻度は多くなりました。

もともと偏頭痛持ちではあったけれど、コロナ以前は一時期よりは頭痛が来る回数減ったなぁ~よかったなぁ~と思っていたのに、このところ月に何回かは鎮痛剤のお世話になっていますからね・・・

頭痛が起きると、食欲はなくなるし、場合によっては吐き気がくることもあって、動けなくなるのが本当に困ります。

今回もとからそういう体質なところに、「マスクつけっぱなし」はどのくらいリスキーなのかが、この「マスク頭痛」を調べることでよくわかりました。

そして、そもそもなぜ「マスク頭痛」は起きるのか。

その原因は複数挙げられるようですが、主に「自身で吐いた息を再び吸うことで生じる二酸化炭素過多状態」「呼吸がしにくくなることから来る酸欠」「マスクの耳掛け紐による圧迫」などがあります。

さらに、あまり知られていないこととして、マスクをつけっぱなしでいることにより通常時よりも顎を動かすことが減った結果、それが肩こりにつながり、そこから頭痛を併発することもあるのだそうです。

何か、すべての項目に自分が当てはまるような気がしてきました。

では、具体的にどのような対処法を取れば良いのでしょうか。

最も大切なのは「周囲に人がいないなど、状況をしっかり確かめてからマスクをはずし、深呼吸をする」ことのようですね。

このところ、こういったマスクのつけ外しを推奨するアナウンスが増えているのは望ましい傾向だと個人的に思います。

この状況下、辛いのは誰も同じなので、できれば皆さんで「お互い様」の心を持ち寄り、十分な距離を取りながらであればマスクを外しても良いという認識を持ちたいものです。

なお、「マスク頭痛」に対するそのほかの対処法としては、「ガムを噛むなどして、顎を意識的に動かす。」「脳血管が過度に拡張するのを防ぐため、ブドウ糖を含む飴を舐めたり、微糖のコーヒーを飲む。」「マスクの紐はなるべく太めのものを選ぶ。」などが挙げられるようです。

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