これは古くからの洋楽ファンにも聞き逃せない大きなニュース!
しかも、久々に嬉しいニュースとして取り上げられることを嬉しく思います。
それは、スウェーデンの国民的なポップグループ・ABBA(アバ)が、約40年ぶりに復活するというニュースです。
アバといえば、1970年代から80年代にかけてヒット曲を連発し、日本でも「ダンシング・クイーン」や、映画にもなった「マンマ・ミーア」などで有名な男女4人組のボーカルグループ。
メンバーは、ギターのビヨルン・ウルヴァース、ピアノベニー・ヘンダーソンの男性2人と、アグネタ・フォルツコグ、フリーダ・リングスタッドの女性ボーカル2人による4人組で、以前はビヨルンとアグネッタ、ベニーとフリーダはそれぞれ夫婦でした。(※現在はどちらも離婚)
母国・スウェーデンでの彼らは、首都・ストックホルムに「アバミュージアム」という、彼らにまつわるモノの展示や参加型のアトラクションを備えた博物館があるほどで、まさに「国民的グループ」と言ってよい存在です。
そんな彼らですが、ここ数十年間は実質的に「グループ休止」状態が続いていました。
私など、てっきりグループは解散したものと思っていましたが、ここへ来て突然の「復活」宣言!
オリジナルメンバーそのままで、11月5日に世界同時発売予定の新作アルバム「Voyage(ヴォヤージ)」を発売することが発表されたのです。
彼らは、2019年ごろからセッションを行うなど準備を進めてきたそうで、今回のアルバムは、すでにレコーディングしたことが明らかになっている「I Still Have Faith In You」「Don’t Shut Me Down」の2曲をはじめとした新作が収められるそうです。
さらに来年5月には、ロンドンの「ABBAアリーナ」で行われる公演「ABBA Voyage」において、4人と10人編成の生バンドがデジタルで共演する、これまでにないコンサートが行われるとのこと。
メンバー4人は、いずれも70代になっていますが、古いものを大切にしながらも、常に新しいものを貪欲に取り入れて前を向こうとするその姿勢は、アラカンの私もすごい励みになります。
年齢を重ねることで、肉体的にはいろいろ不都合も多くなりますが、そのかわり内面がどんどん豊かになっていく。
アバのこのニュースから、そんなことまで思いが至ってしまいました。
それほど今回のニュースは嬉しいもので、11月に発売されるニューアルバムも、来年行われる予定のコンサートも今からとても楽しみです。