夏フェス・・・というワードを聞くと、あぁもう今年もそんな季節になったのね、と思います。
とはいえ、ここ数年間は新型コロナの影響で、「このフェスは開催されるのか、それとも中止になるのか」が、ギリギリまでわからないという状態が続いていましたよね。
まだ収束までの道半ばなのかしら・・・と思える今年、各地のサマーフェスはどうなるのだろうと心配されている方々もたくさんいらっしゃることでしょう。
でもどうやら、今年は多くのフェスがほぼ通常規模で開催されるようです。
この数年間で私たちも、新型コロナとの「付き合い方」をある程度学び、リスク回避方法がわかってきたからこその「夏フェス」復活です。
これら数ある夏フェスの中でも、国内の大物アーティストがずらりと顔を揃えることで知られる「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が、今年も開催されることになりました。
本フェスは昨年まで茨城県・国営ひたち海浜公園で行われてきましたが、諸事情により今年からは千葉市蘇我スポーツ公園に開催場所を移転、開催日は8月6日・7日と、11日~13日です。
それぞれの開催日に登場するアーティストの第1弾が、昨日発表になりました。
まず初日8月6日は、[Alexandros]、Mrs. GREEN APPLE、YOASOBI、緑黄色社会。
いずれも抜群の知名度と実力、人気を持ち合わせた国内屈指のアーティストたちで、この中でも特に注目度の高いのが、昨年初出演が決まっていながら、イベントが中止となり今年初登場となるYOASOBIでしょう。
翌日8月7日に登場するのは、BiSH、フジファブリック、milet、少し間をおいた8月11日には、10-FEET、BLUE ENCOUNT、優里が登場します。
そして、8月12日にOKAMOTO'S、Fear, and Loathing in Las Vegas、HEY-SMITHが登場し、最終日の13日にDISH//、ポルカドットスティングレイ、ヤバイTシャツ屋さんというラインナップです。
なお、出演アーティスト第2弾の発表が、本日午後0時30分にあるので、音楽ファンの皆さんは「一体誰が出るのか」とドキドキすることでしょうね。
今回の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2022」で総合プロデューサーを務める渋谷陽一氏は、今年5月に同じ千葉市蘇我スポーツ公園で開催した「JAPAN JAM 2022」を受け、「今年のジャパン・ジャムにはダフ屋も場所取りもいませんでした。ズルい人間や勝手な人が得をするのではなく、ルールを守る人が最も幸せになるフェスを作る、それが僕たちのフェス革命です」とコメント。
このコメントに思わず拍手を送った人がたくさんいたのではないでしょうか。
純粋な音楽ファンたちの気持ちを逆なでする「転売ヤー」や「場所取り」という存在に対し、多少の費用や手間がかかってでも断固とした態度で「NO!」を貫く渋谷氏を心から支持します。