音楽

谷村新司氏 74歳で死去

昨日谷村新司さんが亡くなった、という速報が入った時、思わず「嘘でしょ!?」と声を出してしまいました。

まだ74歳という、亡くなるには早すぎる年齢で、「チンペイさん」はこの世からいなくなってしまったのです。

彼がリーダーだったバンド「アリス」は、1970年代半ばから80年代初頭にかけて多くのヒット曲を出した人気グループでした。

私世代に圧倒的にファンが多い(と思われる)バンドの一つで、今でもカラオケで彼らの曲を熱唱する、という人も少なくないはずです。

ただ、その当時洋楽志向が強かった自分は、アリス=フォークバンドというイメージが強く、実はあまりちゃんとは彼らの作品を聞いていませんでした。

でも、谷村さんがDJを務めていた文化放送の「セイ・ヤング!」(1972年~1978年)は大好きで、最終回までずっと聞いていましたね。

相方にバンバンことばんばひろふみさんを迎えて、BGMに「燃えよ!ドラゴン」を流しながら始まる「天才・秀才・バカ」のコーナーは特に大好きで、毎回楽しみにしていました。

内容は本当にくだらなくて、なんなら下ネタも当たり前のように次から次へと繰り出されるような内容でしたが、当時の自分(とその世代)には本当に面白くて、このコーナーが評判を呼び始めた自分が中学生の頃、クラスメートのほとんどがこれを聞いていて、翌朝には学校で「ねぇ聞いた!?」と前夜の内容で盛り上がる・・・というのが定番になっていましたね。

とても懐かしいです。

あれからほぼ半世紀が経ちました。

自分も還暦を過ぎ、明日何が起きるかわからないから、毎日後悔のないように生きようと思うようになってきましたが、谷村さん、やっぱり74歳って早すぎますよ。

盟友だった堀内孝雄さんの「また、いつか空のほとりで一緒にライブをやろうね。もうちょっと待っていてね、キンちゃんと、もう少しだけ頑張るね。」というコメントに胸を打たれました。

谷村さん、どうか安らかに。

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